大阪万博に決まりましたね。
私は根っからの出不精なので、「大阪」「万博」と聞いただけで、なんだかダルくなってしまいます。
2025年は出不精にとって重圧のかかる年になりそうです。
今日のテーマはペット犬の排便時の方向について。
犬って便意を催すとグルグルっと回って位置決めしますよね。
そのとき半端ない「こだわり」を感じませんか?
尻をあっちへ向けたり、こっちへ向けたり。
納得できずにもう一度グルグルのところからやり直したりと、尻の位置決めへの熱量はやたらと大きい。
愛犬もこだわる男なので、肛門が開きかけているのにかかわらず位置決めに必死です。
夫の自撮りと同じくらい時間がかかります。
犬は南北を向いてウンチをするという研究結果があるのをご存知ですか?
海外の研究者たちが犬の行動と磁場の関係を調べたそうです。
様々な種類の犬70匹の1893回分の排便時の方向を調査。
その結果、犬は南北を向いて用を足すということがわかったそうです。
南北を向く理由については研究途中とのこと。
仮説の一つには、地軸である南北に体を向けると安心できるからではないか、とあります。
南北?
記事を読んだ後、私も観察を始めたのですが、愛犬にはどうやら当てはまらないようです。
こだわりはあるようだけれど方向は様々。
沈む夕日に向かって踏ん張ったり、ご来光にプリッと尻を向けたりします。
これって東西じゃね?
そして位置決めの後は、何者かの糞尿の臭いを嗅ぎながら踏ん張り開始。
しかし腰を落とした位置で臭いが嗅げないと分かると、もう一度グルグルからやり直しです。
方向を選ぶか、臭い取りを選ぶのか迷った挙句、ウンコ漏れそうだし、もうどうでもいいわー!って用を足すのが常です。
方向へのこだわりがなんとも中途半端です。
方向決めに厳密でないのはなぜか。
私は、彼の遺伝子と今の環境が関係しているのでは思っています。
彼は盲導犬候補の犬。協会内の自家繁殖で誕生しています。
盲導犬気質をもつ親同士の掛け合わせて生まれたせいか、生粋の人間大好きっ子。
人間との絆が遺伝子に叩き込まれているので、危機感は超低めときてます。
いつも安心感に包まれちゃってます。
そんでもって、彼の現在の生活。
基本、食っちゃ寝の生活です。
やる気のない感じで散歩へ行き、3時のおやつを楽しみにする生活。
盲導犬の試験に落ちてマジ助かったとシミジミ人生を振り返る生活。
ぬるま湯につかりきり、毎日コタツの中でぬくぬくしている感じ……。
このぬくぬく感が方向決めをおざなりにしていると私はみています。
「ま、いっか」精神の元凶だとみています。
愛犬ほどではないかもしれないけれど、人との関わり合いが長い犬種は南北方向へのこだわりは少ないかもな~という考えに達しました。
排便方向の謎は解決したものの、次に浮上してきたのは排便角度への疑問。
愛犬は坂道で踏ん張ることが多すぎなのです。
あの傾斜が便意を促しているのではと疑問視しています。
近所は坂道が多く、散歩は山を越え谷を越えとなかなかハード。
ゼーゼーしながら坂を上がっていくのですが、途中、彼がウンコスタイルに入る確率の高さは80%越え。
私は毎日のようにウンコを追いかけています。
急激な斜面を勢いよく転がってゆくウンコ。
跳んだり跳ねたり、急に方向転換したりして猛スピードで転がっていくウンコ。
大変、疲れました。
研究者の皆さま、犬が坂道で踏ん張らない方法ご存知ありませんか?
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