犬の飛びつき防止には「無視」が効く

10月31日、今日はハロウィンなんですね~。

華やかな行事に疎い私は、明日から値上げされるシーチキンの方が気になっちゃいます。


さて、本日は謝罪から・・・

散歩中に会ったおじいさんになりかけのおじさん、ごめんなさい。

犬が飛びついてしまってごめんなさい。

まさか、おじさんのジャージがあんなに一気に下がるとは!

ゴムがあんなにユルユルだったとは!!


「犬の飛びつき」。それは甘えん坊なペット犬が繰り広げる大変危険な行為

前脚で相手の服を汚してしちゃうことや、勢い余って押し倒しちゃうこともあります。

そして今日のようにおじさんのユルユルジャージを下げてしまうことも!

危険いっぱいの「飛びつき」。

今日からしつけ再開です!


主なしつけ方は3つ


中でも一番簡単な方法は「無視」です。

甘えん坊なワンコが「かまって!抱っこして!」と訴える行為が飛びつき。

でも飼い主に相手にされなければ、そのうち諦めます。

どんなに飛びつかれても「無視」!

地蔵のような無表情を貫きましょう。

大型犬の場合、飛びついてきた瞬間、くるりと背を向けると効果的ですよ。

それでもなお飛びついてきたら小走りで逃げ去りましょう。

5分ほど犬の見えないところに身を隠し、犬のテンションが下がるのをじっと待ちます。


2つ目の方法は「声かけ」。

飛びついてこようとしたら「ダメ」と言い、すかさず「オスワリ」と命令。

制止させる言葉は、英語で「ノー」でもヨシ、時代劇好きなら「やめい!」もなかなかの迫力!気合が大切です。

命令語は「オスワリ」の代わりに「マテ」でもOK。


この声かけ方法、タイミングがとても重要なんですよ。

飛びつこうと前脚をあげた瞬間か、もっというと犬が「飛びつこう」と思った瞬間がベスト。

タイミングが少しでも遅れてしまうと効果は0になってしまいます。


3つ目はチョークカラーを利用する方法。

チョークカラーって知ってますか?

引っ張ると首をキュッと締めるしつけ用の首輪。

上手に使えば犬の困った行動を一発解消。とても重宝なおすすめグッズなんですよ。

音に敏感な犬であれば「声かけ」のしつけ法が効くのですが、そうでない場合は道具を使い体に軽いショックをかけて気づかせます。

ショックをかけるタイミングは「声かけ」方法と同じ。

タイミングをよく見て一瞬だけ「クイッ」とチョークを引くだけ。


使い方を誤解して「グイィー」と締めてしまっている方をたまに見かけますが、あれ、ワンコが苦しそうです~。

チョークカラーは犬に「ダメ」の瞬間を気づかせるための道具。

友達の肩をつついて「ちょっと、ちょっと」と知らせる感じで使ってくださいね。


我が家のラブラドールレトリバーは兄弟犬の中でも一番の甘えん坊。

小さい時から飛びつきが激しくて、しつけが本当に大変だったんですよ。

3つのしつけ方法のうち、効果があったのは「無視」のみ。

ハアハアと笑顔で近づいてきたら(飛びつきの前兆)、くるりと背を向け、地蔵のような表情のままトイレに駆け込み!

ピッタリと閉めたドアの向こうで「クゥーン」と悲しそうに鳴きますが、我慢我慢。


今日はおじさんのズボンを下ろしてしまったし、しばらくは地蔵になってトイレにこもる生活を続けます。

わんこあそび

「犬」「猫」「インテリア」「掃除」「断捨離」のお話。