ペット犬と泊まれる宿。岐阜の「割烹旅館 孫八」

「バカマツタケ」の人口栽培、成功したみたいですね。ブラボー。

店頭に早く並ぶようになってほしいです。

そして念願の「松茸鍋」を作り、パンパンに腹を膨らませてみたいものです。


さて、犬の飼い主同士の間でよく話題になるのは、「犬の病気」「犬の抜け毛」「犬の性格」などなど。

ラブラドールレトリバーを飼っていると、そこへ「恐ろしい食欲」「肥満」「ボールや猫のうんこを食べた事件」といった話も加わり一気に盛り上がります。

そして行楽の季節になると旅行の話もちらほら。

大型犬が泊まれるホテルや旅館は少ないので情報は貴重。立ち話に拍車が掛かります。

今回は「大型犬も泊まれて料理がおいしい旅館」の話を入手。おすすめの松茸料理を食べに、ちょっくら行ってきました。


犬との泊りがけの旅行はこれで4回目です。

ペットと泊まれる宿は2種類。

1つは初めからペット泊を目的に作られた宿、もう1つはペットも泊まれるように改装した宿です。

今までは前者タイプの宿に泊まっていたのですが、今回泊まるのは改装タイプの宿。

予約をとった時点で「畳敷きなので大型犬は靴下か靴を履くように」というお達しがあり、ビビりまくりです。

夫に「口コミの星、ほぼ5だから!」「料理が絶品らしいから!」「ホームページがかっこいいから!」と説得されて家を出ました。


宿があるのは岐阜県の中津川

紅葉の時期にはぴったりの場所にあります。

名古屋から高速を使えば1時間ちょっとです。

我が家の車に搭載された古いナビ。

ナゾの案内で何度も遭難しかけるものの、紅葉で色づき始めた山道の中をクネクネと走り、なんとか到着。


お宿は昭和の風情漂う外観。

なんとなく「親戚の家のかほり」もします。

中に入ると、おかみさんらしき人が猛烈に掃除機をかけています。

ますます高まる「親戚の家感」にたじろぎながらも、声をかけると「いらっしゃいませ」と優しく応えてくれました。


案内された部屋は予告通りの和室。昔ながらの和室。

清潔な部屋の真ん中に座卓があり、その上にはお饅頭が用意されています。

ハシャギまくる犬に靴を履かせてから、間髪を入れずに饅頭を頬張り、お茶を入れてそのまま立ち飲み。

食いしん坊の犬を連れている場合はこのような流れでございます。


さて。

その日はあいにくの雨。

散歩にも出られないので、夕ご飯までどうしよう・・。

テレビを見ているようでまったく見ていない時間を過ごし、

ようやくお待ちかねの夕ご飯です。


今回は「松茸コース」。ひゃっほー。

犬のリードを足でガンと踏みつけながら、まずはワインで乾杯。

料理は松茸の前菜、松茸天ぷら、焼き松茸などなど。

途中食べる速度は急降下しましたが、手打ちそば、松茸ご飯、デザートまですべて平らげ、お食事終了。

うわさ通り、美味尽くしのお料理でした。

温泉に入ったあとは、あじさん、おばさん、大型犬の就寝は早い。

満足のまま眠りにつくことができました。

翌日観光した岩村城と紅葉も美しく、これまた大満足でした。


おいしい料理が食べたい方大型犬と泊まりたい方、東海方面への旅行にはおすすめの宿です。

靴着用は少し大変ですが、居心地は抜群

外には屋根付きのドッグランもありますよ。(翌日知った)

わんこあそび

「犬」「猫」「インテリア」「掃除」「断捨離」のお話。