犬の飼い方の鉄板。トイレのしつけはワンツーで。

ダウ平均株価、1000ドル超え!


まったくわかっていないのに呟いてみました。

ダウって何?



今日のパピーウォーカー話はトイレのしつけについてです。

仔犬を預かる前から絶対これだけはマスターさせようと決めていたしつけがあります。


それはトイレのしつけ。


トイレのしつけといっても、単にペットシートの上でシーシー&ウンウンをさせることではありません。


私の目指したものはもうチョイ、アレンジを加えたもの。


犬が「ヤバ、漏れる」と勝手にトイレに行って用を足すものではなく、トイレに行くタイミングは人間が決めるというタイプのしつけです。


人間が頃合いを見て、犬をトイレに連れて行き「さ、ウンコせよ」と命令し、排便させるという方法です。


一見、罰ゲームか?とも思われる方法ですが、じつは人にも犬にも優し〜いしつけなんですよ。

なので犬飼い初心者であるにも関わらず、ぜったいやったろーっと誓っていました。


このしつけのいいところ。


・雨の日にトイレのためだけに散歩に行かなくていい。


・トイレを家の外に設置できる。

つまり、部屋の中のトイレトレーまわりに飛び散るオシッコ飛沫や便臭に悩まなくていい。


・トイレは家の外、居住空間は家の中といった区別がはっきりする。犬は混乱しなくなるので粗相の失敗はナシになる。


などなど。


犬はトイレトレーが排尿の場所であることはすぐに理解するので、留守番のときは風呂場などにトレーを置いておけばそこで勝手にします。

将来、ヨボヨボワンコになったときは、犬の生活サイクルに合わせてトイレに誘導させてやれば介護も楽になるのです。


とくに大型犬のオシッコ飛沫の飛距離の長さ、便臭の香しさは凄まじい。

絶対必須のしつけなのです。


多くの盲導犬は訓練を受け、このトイレトレーニングをマスターしています。

ユーザーさん(盲導犬使用者)が「ワンツーワンツー」とか「べんべんべんべん」とか唱えるだけで、あら不思議、ウンウンがするする出るように!

しっぽにスーパーの袋を引っ掛けてワンツーと命令すれば、その中に自然とウンコが入るというワンランク上のしつけも可能です。


「でも、それって特別な訓練を受けた犬だからでしょ」と思っちゃいませんか?

いやいや、違うんですよ。

盲導犬だから、熱血訓練を受けたから、大型犬だから、小型犬だからなどはまったく関係なくどんなワンコもストレスなくマスター可能な技なのです。


しつけ方法は至ってシンプル。

定期的に犬をトイレに連れ出し、オシッコやウンコが出るまで、号令をかけ続けるだけ。

出たときは思いっきり褒めてやり、「あなたがウンコしてくれて私、超ハッピー」と声や態度で示してあげればいいだけです。

それを何度も繰り返すことで、号令をかけるだけで、ウンチングスタイルに入るようになります。


初めは連れ出す間隔は短めにして、犬のトイレリズムをつかむことは重要です。

いつもの排便時間に合わせて行うと、より早くマスターしてくれますよ。

大型犬の愛犬の場合、オシッコは朝、昼、夕方、寝る前の一日4回、ウンコは朝と夕方の一日2回です。(散歩中は自由にさせてます)

中型犬もそのくらいの回数であることは多いようですが、小型犬のオシッコサイクルはもっと短いかもしれません。

無理をさせないように、その子に合わせてくださいね。


それにしてもワンツーと唱えるだけでスルスル出てくるなんて、なんて便利な技なのでしょうか。

便秘症の私はワンコが羨ましくてなりません。