パピーウォーカー2日目の地獄!なぜウンコ食べる?

ゴーン氏どうなるのでしょうか。

囚人服をクールビズに着こなすゴーン氏をちょっと想像しています。


さて、パピーウォーカー涙の体験談、今日の話は譲渡式から2日目の朝の模様からスタートです。


朝4時。

目覚まし時計のかわりは5万デシベルのデカい鳴き声でございました。

「オシッコ出た」なのか「ウンコふんだ」なのか「腹減った」なのか、大鳴きの理由は

わからないのですが、仔犬はとにかく猛烈に鳴いています。

ケージをちょいとのぞくと、どうやらオシッコとウンコの報告のようです。


早朝の「ウンコふんだ」のお知らせは、正直きっつい。

ぴょんぴょん飛び跳ねながら鳴くので、正確には「ウンコふんだ」というより「只今ウンコの上でジャンプ中」のお知らせです。


いつまでも頭真っ白になっているわけにもいかないので、サクッとお掃除開始。

仔犬を風呂場へ連行して、脚を洗ってタオルでパパッと拭きます。

ケージの中のバッチイ部分(かなーり広範囲)もきれいに掃除してサクッ終了!

やれやれ。

さあ、仔犬をケージに戻すか、と振り向くと。

あれ?何か食べてる?

・・・・もしや、それってウンコ?

次なるウンコを排出してるばかりか、それを喰らっている仔犬。


そう、仔犬はウンコを食べるナゾの生命体。


生後60日ほどの仔犬は、成犬の1/6ほどの大きさしかなく、腸の機能もまだまだ未発達。

消化しきれないエサがウンコの中に混ざっていることが多いので、食ふんはよくあることなのです。


よくあることかもしれないけれど、まったくないことが望ましい。


だってわけがわかりません。

脚は洗えても、口の中ってどうやって洗うの?

っていうか口の中のウンコってどう取り出すの?

っていうかウンコ食べて、もう一回ウンコするってこと?

それって、どんな給餌サイクル?


などなど思考は大きく炸裂します。

何をすべきかまったくわからなくなり、おいしそうにブツを食べている様子をしばし静観。

5分ほど壮絶な食事風景を眺めた後、何もなかったかのように、子犬をケージの中へ戻します。

人は想像を絶する光景を目にすると、むしろ心の海は静まり返るのを知りました。


時計を見るとなんともう6時を過ぎている。

ウンコ問題を処理しているうちに、2時間も経っていたとは驚きです。

濃密な時間過ぎて、早くもクタクタ。


が、

子犬はまたもや鳴き始めます。

再び、5万デシベル。

時間からして今度は「腹減った」コールでしょう。


やれやれと、仔犬を抱き上げケージから出してあげると嬉しそうに私の顔をペロペロ。

まあ、いろいろ大変だけど、仔犬はやっぱり可愛い。


あれ、あなた、さっき何か食べてなかったっけ!?